理事長

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スピード感と決断力と持ち、より良い教育環境の提供を

学校法人吉田学園の歴史は、1956年、遠別町に開校した「北海珠算専修学院」から始まります。1972年に父の後を継いでから、44年が経ち、学園としても、60周年という記念すべき年を迎えます。
右肩あがりだった大学進学率が止まり、改めて今、専門学校が注目されており、先行きが不透明な時代にこそ、専門学校の短期性は優位にあります。吉田学園ではこれまで職業教育の場として、国家試験合格という使命感を持ちながら、多数の専門学校を開校してきました。特にこの数年を振り返ると、高齢化が進むなかで、コ・メディカルという医師以外の医療従事者によるチーム医療が重要視されており、医療分野の強化を図って参りました。
医療職、なかでも看護師に目を向けると、北海道の専門学校のなかでも当学園だけが統合カリキュラムという、4年間で看護師と保健師の二つの資格を目指せる大学校を展開しておりました。北海道の看護師不足は深刻で、道内の地方都市にまで充分に看護師を輩出するには、まだまだ人材が足りません。加えて、医療の現場は日進月歩、ものすごい勢いで進んでいます。高学歴化している職場環境のなかで、これまで以上に質の高い看護師を育成するためには、教育に加えて研究ができる場が必要であると考え、大学と同じ教育体系を構築していた専門学校を発展的に転換し、2013年春の「札幌保健医療大学」開学に至りました。
優れた職業人を育成する"教育機関"としての専門学校、高度化する医療に対応できる看護師育成のための“教育・研究機関"としての大学と学びの体制を整え、一大教育ネットワークを形成しております。
吉田学園では、学園理念として「5つの満足」を掲げています。最初に、吉田学園に入学して良かったと思う「学生たちの満足」、そして、子どもたちを託して良かったと思う「保護者の方の満足」。また、吉田学園を推薦してくださった「高校の先生方の満足」、卒業生を受け入れて良かったと思う「企業の満足」。最後に、当学園で教育に携わる仕事に就いて良かったと思う「教職員の満足」。この5つの満足こそ学園経営の核であり、5つの満足の達成は、そのまま吉田学園の発展にもつながります。
学校をつくるには、発想、設立、認可と絶対的に時間が必要でありながら、時代は、環境変化の激しさが増すばかりです。しかし、時代の波に決して屈せず、より良い教育環境を提供するためにスピード感と決断力を持って結果を出すこと、そして、5つの満足を追求し吉田学園の価値向上のために、今後も一層精進して参ります。

学校法人吉田学園 理事長 吉田松雄

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